立地企業インタビュー
北海道キッコーマン株式会社
北海道キッコーマン株式会社は千歳臨空工業団地で1987年に商品の出荷を開始。北海道産の小麦を100%使用したしょうゆやめんみを製造。
千歳に立地した理由
北海道内での消費が多かった
北海道キッコーマンが千歳に工場を作ってから今年(2012年現在)で25周年。
25年前に北海道に進出するきっかけとなったのが、当時キッコーマン製品が北海道民に非常に愛され、多くの製品が消費されていました。それを本社のある千葉県野田市から輸送費をかけて運んでくるよりは、この恵まれた北海道の大地で生産をして、この北海道で消費していただくことが最適だろうという思いで千歳に工場を作りました。
優れた交通アクセス
原料に使う小麦がここ北海道、それも千歳周辺で適したものが取れるということ、大豆も一部輸入品もありますが、北海道産の大豆を使用しています。この輸入物の大豆に関しては苫小牧港が非常に近いということで、そこからの輸送距離も短く率直に原料が入荷しますので地の利が非常に良いことが挙げられます。
良質な原材料が手に入る
それと水です。
支笏湖の伏流水である高品質な水が、醸造物にどうしても欠かせず、非常に適しているということでこの千歳を選んでいます。
また気候面でも、微生物を扱う商品は暑すぎるのは条件的に良くなく、本州で言えば軽井沢と同じような気温である千歳に、醸造製品を作るのに最も適している気候ということで工場を作りました。
小麦に関しては25年間ずっと北海道産の小麦を使っています。
この素晴らしい道産の小麦、それと素晴らしい水を原料にして北海道キッコーマンの製品を作って、北海道民に食べていただきたい。
また今後は北海道産という高付加価値を前面に出し、ここで作った北海道産のお醤油が全国展開で売られ皆さんに愛されていく、ということを願い今後も千歳で頑張ってお醤油を作っていきます。
インタビュー動画
北海道キッコーマン株式会社
所在地 | 〒066-0051 千歳市泉沢1007-53 |
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電話 | TEL. 0123-28-3888 FAX. 0123-28-3704 |
立地年月 | 昭和58年3月 |
創業年月 | 昭和61年8月 |
業種 | 食料品製造業 |
事業内容 | しょうゆ、めんみの製造 |
URL | https://www.kikkoman.co.jp/ |