今回訪問した企業は、千歳臨空工業団地に立地する「株式会社もりもと」です。
株式会社もりもとは、昭和24年に千歳市でパン委託加工、卸売として開業され、昭和31年に現在の千代田町に店舗を構え、和洋菓子各種パンの製造販売を開始しております。本日訪問した千歳第1工場は昭和61年から操業しております。
「もりもと」は、千歳ではパン屋として認知度が高いですが、千歳以外では洋菓子メーカーとして広く認知されております。パン屋としては、非常に珍しい「はかり売りパン」を販売しており、千歳市民にはお馴染みの「ハスカップジュエリー」、「雪鶴」は発売から40年経った今でも大人気の商品です。
鶏卵生産量全道一の千歳をPR、地域を盛り上げるために考案されたという「千歳うまれのたまごまんじゅう」は、昨年11月の発売から70万個製造という大ヒット商品となっているそうです。
工場では、「千歳うまれのたまごまんじゅう」の製造ラインを視察させていただき、その場で出来たてを試食させていただきました。しっとりとしたたまご餡は風味が良く、非常に美味しいものでした。大ヒットの理由がよくわかりました。
続いて、10年ぶりにリニューアルしたという「支笏の伏流水仕込みのどら焼き」の製造ラインを視察、出来たてのどら焼きを試食させていただきました。ふっくら厚みのある柔らかな生地に、粒々感たっぷりな小豆餡で非常に口どけも良く、美味しくいただきました。こちらも非常に好評とのことでした。
美味しい商品づくりに、千歳の良質な「支笏の伏流水」が欠かせないとのことでした。
昨年6月には、良質な支笏の伏流水と高い職人の技術により、十勝農業試験場が開発した小豆「きたろまん」を丸ごと使ったスイーツを北海道立総合研究機構と共同で開発し商品化を行い、道内食産業の活性化にも貢献しています。
昨年6月には、良質な支笏の伏流水と高い職人の技術により、十勝農業試験場が開発した小豆「きたろまん」を丸ごと使ったスイーツを北海道立総合研究機構と共同で開発し商品化を行い、道内食産業の活性化にも貢献しています。
発売したばかりの新商品「太陽いっぱいのぶどうゼリー(ナイアガラ)」をはじめ、定番商品、新商品の試食をたくさんいただきました。どれも非常に美味しいものでした。
従業員を大事にし、技術を継承していき、「千歳に来ればこういう商品がある」ということを続けていきたいとの力強い言葉をいただきました。
従業員を大事にし、技術を継承していき、「千歳に来ればこういう商品がある」ということを続けていきたいとの力強い言葉をいただきました。
「支笏の伏流水」だから美味しいものができる、と懇談の中で何度もお話しいただきました。千歳の潤沢で良質な水は、食品製造企業の方をはじめ、立地進出の最大のポイントという声をお聞きしますが、改めて千歳の魅力「水の良さ」を実感いたしました。
お忙しい中対応いただきました森本社長をはじめ、従業員の皆様に改めて感謝いたします。
お忙しい中対応いただきました森本社長をはじめ、従業員の皆様に改めて感謝いたします。